概要
セッションとは、楽天店舗内で発生したユーザーの一連の操作のまとまりのことを指します。例えば、1回のセッションには、複数回のページの閲覧が含まれます。
ユーザーは1人で複数のセッションを開始する可能性があります。複数のセッションは同じ日に起こることもあれば、数日かそれ以上という期間で起こることもあります。1回のセッションが終了した時点で、次の新しいセッションが開始される状態になります。セッションは、次のいずれかをきっかけに終了します。
- 時間による期限切れ:
- 操作が行われない状態で30分経過した場合
- 午前0時になった場合
- 参照元の切り替わり:
- ある外部サイトから楽天店舗内にアクセスして離脱した後、別の外部サイトからお客様の楽天店舗サイトに戻ってきた場合
時間による有効期限
セッションの持続時間
セッションは、ユーザーが何も操作を行わないまま30分が経過するまで持続します。
ユーザーAが楽天店舗にアクセスすると、その時点から時間の計測が開始されます。ユーザーAによるなんらかの操作がないまま 30 分が経過すると、セッションは終了します。ただし、ユーザーAがサイトの要素を操作(別の商品ページへ遷移等)するたびに、有効期限はその操作が行われた時点から30分後にリセットされます。
例)
ユーザーAが次の時間間隔でウェブサイトを操作するとします。
イベント2の後、このセッションの有効期限は14時34分に設定されます。
ユーザーAがサイトに初めてアクセスしたとき、このセッションの有効期限は14時31分に設定されていました。ユーザーAがサイトに滞在してページを閲覧すると、そうしたリクエストのたびに有効期限が30分先に延長されます。
ユーザーAがサイトのページを開いたまま昼休みで席を離れ、31分後に戻って閲覧を再開した場合
この場合、ユーザーAがサイトにアクセスして始まった最初のセッションは30分の昼休みの間に終了します。ユーザーAが昼休みを終えてウェブサイトの閲覧を再開すると、新たに30分の有効期限が設定され、新しいセッションが開始されます。
ユーザーAがサイトのページを開いたまま昼休みで席を離れ、29分後に戻って閲覧を再開した場合
ユーザーAが戻ってくると、休憩前に閲覧していたページからセッションが再開されます(ただし、別の参照元を経由していないことが条件です。詳しくは後述)。この場合、bambooshootの定義では、ユーザーAはウェブサイトを離脱していません。
1 日の終わりによる期限切れ
ユーザーAが8月14日の午後11時50分にお客様の楽天店舗サイトにアクセスし、15日の午前0時10分に離脱したとします。
この場合は、8月14日の午後11時59分59秒に最初のセッションが終了し、15日の午前0時に次のセッションが開始されます。
参照元の切り替わりによる有効期限
bambooshootでは、ユーザーの参照元が変わるたびに新しいセッションが開始されます。現在のセッションが終わっていない(最後のリクエストから30分経過していない)場合でも、参照元が変わると最初のセッションが終了して、次の新しいセッションが開始されます。
ユーザーAが次のようにお客様の楽天店舗サイトにアクセス操作するとします:
参照元の情報が逐一保存され、参照元の値が更新されるたびに、新しいセッションがスタートします。上記の例では、ユーザーAは最初、楽天サーチの検索キーワード「健康食品」を検索してお客様の楽天店舗サイトにアクセスし、その後、楽天外部広告を通じて再アクセスしています。
どちらのアクセスでも参照元が更新されるため、それぞれ別々のセッションに関連付けられます。